今日は朝から天気がとてもよく綺麗な青空が広がっています。昨日よりも利尻富士がとて綺麗に見えました。
宿泊先で朝食をいただき(色々ついてる…)荷物をバイクに縛り付け 日本最北端宗谷岬を目指します。天塩町から宗谷岬までは約70km
道中 北緯45°通過点の看板を見つけたのでとりあえず写真を撮ります。
国道40号線をとおり 宗谷岬につづく日本最北の国道238号線(オホーツクライン)を走ります。
238号線をはしると右手に稚内空港が見えてきます。ここも もちろん日本最北の空港です。行先は札幌・東京のみです。左手には宗谷岬につづく海岸沿いの道が見えます。 ここから宗谷岬までは約15km海沿いの道を走り続けると右手に宗谷丘陵と呼ばれる地形に出会います。
宗谷丘陵とは 氷河期の地盤の凍結と融解の繰り返しによって土がゆっくりと動くことで作られた 稜線が丸みを帯びた美しい景観が広がる 北海道遺産にも指定されています。
緑の牧草が生えた小さい綺麗な丸みを帯びた山々がならんだ地形です。宗谷丘陵の側面を山沿いを北に向かって走りつづけると 山に隠れてるせいか 左手にそれっぽい大きな広場が見えてきて あっという間に宗谷岬に到着です。 時刻は10時過ぎ。多いのか少ないのかよくわかりませんがそれなりにバイクで来られてる方々がいらっしゃいますね。周りを見渡すと少し離れたところにお土産屋さんやら食堂とかありますが とりあえずは日本最北端に来た証のモニュメントの撮影をします。それほど人も多いわけではなかったので撮影もすんなり 地図をみてこの先に樺太があるんだなぁって 海の先を眺め うっすらと遥か対岸に見える島の形に少し感激します。
ここに来たからには日本本土最北端到達証明書をもらわなければ。ということで周りをうろうろして証明書の発行してくれる所を探します。モニュメント側とは道路を挟んで反対側のお店があるところをウロウロしてると証明書発行してくれるポスターがあったのでそれを見て 宗谷岬展望台でもらえることがわかったので頂戴しにいきます。(無料)ちょうど道路を挟んでモニュメント向かいの建物です。受付で必要事項を書いてその場ですぐに証明書発行してもらえます。同じ建物内には過去に日本縦断された方の名簿もありました。一応私も達成?(GWに佐多岬 夏に宗谷岬に行ったから)他にも日本東西南北の証明書を集め 裏面にして4枚あわせたときの日本本土四極踏破証明書の見本もおいてありました。
その他にも北海道宗谷岬近郊のおすすめの道の案内とかありました。証明書ももらえたことですし次は「白い道」へ行きたいと思います。白い道とは約3kmにわたる稚内の名産
ホタテの貝殻を砕いて敷き詰めてできた 名前の通り白い道です
モニュメントと反対側にある坂道を登って白い道へ向かいます。
途中何か所も行先案内看板があるので迷わず行けます。
そこへ行く途中 細い登り坂を上ると宗谷岬公園というのがあり いろんなモニュメントや灯台とかありますし 宗谷岬日本最北端のモニュメントを山の上から見下ろすこともできる場所です。
道中 宗谷丘陵の中を走るのですが
周りをみわたすとても綺麗な牧草地帯や風車が広がり 色々と写真を撮りたくなってしまう場所です。
宗谷岬から 約6km程度 南に行くと 白い道につきます。ここも宗谷丘陵の一部なのでここから眺める景色もとてもきれいです。稚内側へ向かう道のため遠くには利尻富士が見えます。 ここをとおり過ぎると 宗谷岬手前6kmの地点にでます。ここからもう一度宗谷岬に向かい 先程は行かなかったお土産屋さんに行きたいと思います。ここには日本最北端の名前がついたお店等が沢山ならんでいます。せっかく来たのでここで荷物にならない程度のちょっとしたお土産を買いました。冷蔵庫に張り付けれる宗谷岬が描かれたマグネット付温度計… ここから北海道の頂点を折り返して北海道の西側 紋別方面へ向かいたいと思います。といいつつ出発してすぐに最北端シリーズ 日本最北端の郵便局「宗谷岬郵便局」発見!写真撮影!あとから知ったのですが当然 稚内駅も最北端の駅としてあります。そこに行くと日本最北端の駅到着証明書いただけるそうです。(価格340)
証明書もらえるのであれば 寄ればよかったです(´;ω;`)ウゥゥ
郵便局の近くに「てっぺんドーム」と呼ばれる宗谷港北防波護岸・建造物があるので立寄りました。昨日見た 稚内港北防波堤ドームと同じ用途の物です。
上に登る坂道があったのですが距離が長かったのと本日の宿がここから300km離れた場所の予約取ったため時間の都合も考え登るのはやめて 下から見るだけにしました。
ここから紋別方面へは海岸沿いの国道238号線を通って移動します。
宗谷岬より 30kmほど進んだ所で 道の駅さるふつ公園に立ち寄ります。
ここには 今から通過する予定のエサヌカ線とよばれる 全長約16km 途中にクランクが2ケありますがけど ほとんど直線の道路・これを通過した証明書がもらえるので来ました。 道の駅管理棟により¥300にて通行証明書いただけます。証明書をもらったのでエサヌカ線へ向かいます。道の駅から南下して10kmくらいの所にあります。入口の看板を見落とさなければ行けます。入口から4km直線を進むとクランクする道にぶつかるのでそこを曲がると 先が
見えない直線道路(約8km)に出ます。道路の両脇には牧草地帯が広がり続けてるためより道路の直線間がより際立ちます。
直線入口付近にはこの直線道路を撮影するために路肩に車両を止める方々も多々見られます。道を走行中牧草のロールを作る車両も見れました。名前は「ラウンドべーラー」 生で牧草ロールを作ってるのは初めて見ました。エヌサカ線へ来た場合 道の駅猿払側(宗谷岬側)には写真撮るため人がいましたけど 出口側には誰もいなかったのでそちらから撮影すると誰もいない直線道路の撮影ができました。
ここから4km南へ進むとクッチャロ湖があるのでそこへ向かいます。クッチャロ湖も初日に立ち寄ったウトナイ湖同様 ラムサール条約にて水鳥の生息地として国際的に重要な湿地として保存されている湖です。私が立寄った場所は近くにキャンプ場があったためキャンプされてる方が多かったです。ここの湖は車両では一周できないためさらっとみて南東へ進みます。
ここから10km進んだ先に 北見神威岬公園に立ち寄りました。ここは冬に流氷がみれるポイントなのですが当然今は見れないので岬の雰囲気だけ味わって次に進みます。ここから5km南にすすむと今回の旅で3度目の北緯45°モニュメントを見つけたので写真撮影。
赤道が0度としたとき北極点が90度 その中間地点ということです。
ここからまた5km南に進むとウスタイベ千畳岩とよばれる場所があります。畳を重ねたような岩が特徴的な海岸です。
ここはさらっとみて次に進みます。ここからは悲しいことに何も面白いものがない道が続きます。何もない原っぱ。雑草も人の背丈まで伸びて周りの景色は見えないは高い山もないから平らな空間を走ってる感じ。日本海側は荒波のせいかとげとげしい地形がみられましたけど オホーツク海側はなだらかな海岸が続くだけで面白味にかけます。(私個人の感想)そんな道が 次の休憩ポイント 道の駅 おこっぺ(漢字で書くと興部)まで70kmも続く… こころなしかオホーツク海側はすれ違うバイクの人が少ない。
トイレ休憩の為 道の駅 おこっぺに到着。バイクの方は誰もいないです。少し道の駅を散策するとこんなものが
カーリング女子 ロコソラーレ の 顔はめパネルが!なぜここに?と思いつつ後から調べてみると 北見市出身にちなんで 付近の18市町村の道の駅に設置されてるとのこと
道の駅を出発して南東へ 11km進んだ所で 開けた海岸沿いの道にでました。
海岸沿いに駐車スペースもあり立寄ることに。なにもない駐車場ですが オホーツク海が一望できる海岸みたいなようです
とりあえず 興部町側の写真だけ撮影して 次へ進みます。4kmすすんだ所でまた気になる看板と駐車スぺスみつけたので立寄ることに。
看板には「オムサロ原生花園と流氷岬」なにがあるのかなぁと駐車場にバイクをとめて付近をうろうろ
来た時期がわるかったせいか ここは6月~7月に 小さい花々が咲き誇る花園だそうです。
紋別市内を通過し 町外れにある 道の駅 オホーツク紋別へ
ここには巨大な蟹の爪のオブジェがあるのでそれを見たくて立寄りました。
高さ12m 巾6mの巨大な蟹爪です。
ここから南東に30km進むと日本で3番目に大きいサロマ湖につきます
サロマ湖はオホーツク海と湖の一部がつながってる場所があり そこを見たくて立寄りました。
残念ながら三里浜キャンプ場から奥へ行く道は通行止めになっておりそこまで行くことはできませんでした。
近くに竜宮台展望台と呼ばれる場所があったのでそこからサロマ湖を眺めます
展望台からでは2kmほど先にあるサロマ湖第一湖口と言われる 海と湖のつながってる部分は見えませんでした 残念( ノД`)シクシク…
来た道をもどりサロマ湖外周を反時計周りで周ります
途中 道の駅の横に遊園地が併設してある所が見えたので立寄ります
道の駅 愛ランド湧別(ゆうべつ)
入園料は無料!あまり人いなさそう。いい大人が一人で入るのは抵抗があったため眺めるだけにして
次は サロマ湖の南東にある サロマ湖全体を見渡せるキムアネップ岬へ向かいます。
国道から岬に向かう道に入り少し進んだところで 北海道で初めて見かけたある動物を通りすがりに見つけました。
何か犬みたいのが前方にいるなぁと思いきや 近づいてくと なんと「きつね」でした。
近づくと逃げてくと思ったので 遠くから写真とらせていただきました。
キムアネップ岬に到着。ここにはキャンプ場も併設してあるためここに来られる方はほぼキャンプの方々ばかりでした。
大したようもないのにキャンプ場に入ってお邪魔するのも なんなので次へ進みます。
今日は 天塩町から宗谷岬 サロマ湖まできて 大分時間も過ぎ そろそろ本日の宿へ行先を変えたいと思います。
時間があれば サロマ湖第2湖口に網走の方面まで行きたかったですけど。明日の17:00発のフェリーに乗らなければならないため
北海道 東へ進む道はここまでです。ここからは西に進路をかえ内陸地を横断して小樽を目指し進みます。
まずは本日の宿 北見市にある おんゆね温泉郷へあたりが暗くなる前に向かいたいと思います。
夕方にもなると町中以外の道は あまり車がはしってる様子がないです
自分のペースで気楽に走れるのでいいですけどね
サロマ湖から1時間ほど。町中に入ると 路肩の見えにくい所に警察の車が隠れてるではないですか!
国道39号線 片側2車線の道路。スピードが出しやすいところですが 速度を出して走ってはなかったのでここは何事もなくスルーです。
事前に北海道では町中の出入り口には警察が張ってるみたいな情報を聞いていたので まさにこのことですね。
無事に本日の宿に到着。駐車場がわからなくてとりあえず宿の入り口までいったら宿の人がでてきて荷物を預かってもらうことに
落下しないように沢山縛ってあるため荷物降ろすのに時間かかるので しばしお待ちを…
バイクを少し離れた屋根付き駐車場に止めて 受付を済ませます。荷物もそのまま部屋まで運んでいただき助かりました。
夕食はバイキングにつき 到着時間が遅いことから食事ができる時間は遅めの時間に。
お風呂にサウナ満喫し夕食の時間になったので食事会場へ
もちろんこの日も飲み放題プラン付けてアルコールがぶ飲みです
蟹にジンギスカンに色々あって満足プランでした。