2023年GW 北海道ツーリング3日目
朝起きてから朝ぶろに入り 7時から宿の朝食をいただきたいと思います。
今朝の朝食ばビュッフェスタイルにつき好きなものをとっていただきました。
それとお好みの具を入れてお茶漬けをつくれるサービスもあったので朝からがっつり頂きました。
朝食を済ませ荷物をまとめて8時過ぎには宿をでます。
今日は新冠町からひたすら海岸沿いを南東へ向かって走り襟裳岬(えりもみさき)を経由して釧路市内まで移動予定です。
お世話になった宿を後にして出発します。今朝の北海道の気温は 17℃です。
過ごしやすい気温です。
まずは近くに「日本一の桜並木」と称される桜の名所 二十間道路桜並木(新日高町にある)に向かいたいと思います。そこは直線道路7kmの道沿い両脇にに 約3000本の桜が36m間隔(二十間)でうえられてることから 二十間道路ともよばれるそうです。
道中 いたるところに馬牧場をたくさんみかける地域で馬が放牧されてるのをよく見ました。
桜並木のある通りにつきました。残念ながら桜の満開はまだみたいでつぼみだらけで茶色の木々が並んでました。
見ごろは 4月の下旬~5月上旬とはかかれていたのですけど 今年は私が早く来てしまったみたいです。
咲いていないのはしょうがないのでとりあえずどこかに駐車して写真を撮りたいところですけど 道路は駐停車禁止! しかもいたるところに
駐停車する違反者がいないか監視のため監視員が車に乗って待機して見張っています。
なので駐車できるところまで進むわけですけど いくら進めど駐車できる所はなく 結局 桜並木直線道路の先端まで走り続けることになってしまいました。
一応スタート地点から桜並木を眺めることができたということで良しとします。
浦河国道(国道235号線)に乗る手前で初日に見れなかったたんぽぽ畑を見ることができました。
規模は小さいですけど一面 黄色のたんぽぽだらけです。見れたらこんな感じだったのかな?
国道235号線にのり南東に進みます。
天気が良く走行してる車両も少なく走りやすい海岸沿いの道です。
途中 浦河町にある大黒座と呼ばれる映画館に寄らせていただきました。中に入って映画を見るわけではありませんが大正7年から創業されてる北海道で一番古い映画館だそうです。
次にここから15kmほど南東へ走ると様似町(さまにちょう)にある 特に何かあるわけでもないのですが
エンルム岬と呼ばれる陸から小さい山(高さ70mほど)が海側へ飛び出た地形の岬に寄ります。
山には展望台がありそこから様似町一帯を眺めれるので立ち寄りました。
岬から眺めている間は 誰もいませんでしたし
ここに来る人もいませんでした…
ここからまた南東に約11kmほど進みます。
ここには日高耶馬渓といわれる約6km続く波の浸食でつくられた自然の断崖絶壁の海岸線があります。
そのほかにも案内看板をみてると特殊な地形だということです。私はあまりその辺の詳しい内容にはあまり興味をしめさなかったので
とりあえずは目で見てわかる地形の周辺写真だけとらせていただきました。
ここから約30KMほど南東に走るといよいよ北海道独特の形状を模した南側に三角形状に突き出た襟裳岬に到着します。
途中 ちょっとした駐車場に立ち寄ります。今まで海岸線を右手に左手にはなだらかな傾斜面の道を走ってたのですが襟裳岬近くになると景色がかわってきて平地が広がるようになり休憩がてら立ち寄りました。ここからあと1・2kmくらい進んだところが襟裳岬のあるところです。
小休憩後 少し走った所で襟裳岬に到着!駐車場から岬までは徒歩での移動になります。バイクの人は10台未満・車で来られる方も少ないです
とりあずは岬の方へ歩いて行ってみます。
駐車場からは緩い登りの傾斜になってるため岬は見えません。まず最初に目につくのは襟裳岬灯台になります。
灯台を超えると襟裳岬展望台があります。ここかから岬の先端を眺めることができます。
ここから岬先端までは歩いて片道10分くらいの距離があります。
とりあえずは岬の先端へ向かって歩いていきます。
道はしっかり整備してあるので傾斜はありますが歩きやすいです。先端の方へ着くと 先客が… 4羽の ウミネコです(多分ウミネコ)
この方々も旅行でいらっしゃったんですかね。
お土産のある売店をのぞいてみます。
中には当然お土産や食事のできるところに
その場で生きた魚介類を調理して食べれるコーナーがありました。
ちょっとしたお土産を買って次に行こうとしたところ 私が会計をした後の次の方が 到達証明書ください。と言ってたのが聞こえました。
何!!そんなものがあるのか!と 私もぜひここに来た記念になるので購入させていただきました。¥110です。
出発しようと駐車場にもどったら偶然ですけど隣のバイク 運転手の方はいませんでしたが
特徴のあるヘルメットにバイク・ナンバーの地名どこかで
見たことがあるなぁって思ってたらフェリーから降りるときに私の隣に止まっていたバイクでした…
なんで覚えてたかというとその人(60歳くらいのおじさん)が フェリー内でバイクにまたがりバックで車両を出そうとしてたところ ちょうどタイヤの所に
車両固定用の金具が出っ張っててそこを乗り越えることができなくて苦戦してたので 私がバイクを引っ張りだすのを手伝ったので見覚えがあったのでした。
フェリーを降りた翌日に同じ目的地についたんだなぁって思ったその場の出来事でした。
苫小牧より南東にすすみ今度は北海道南端から折り返して北東 釧路方面へ向かいます。
襟裳岬より5分ほど走行したところに防風林で両側を覆われた道を通過してる所 道路反対車線の道端に野生のシカを見かけました。
速度を落として観察しようと思ったところ こちらに気付いたのか こともあろうかこちら側の走行車線側に逃げてきました!!
目の前に急にシカが現れあやうく私がシカを轢くところでした・・・・
なんでこっちに来たんだよ—–って思いつつ無事はねづにすみましたけど バイクのいない方に逃げてくれよって思った出来事でした。
ここから少し進んだところに 百人浜展望台といわれるところがあったので立ち寄ります。
駐車場から展望台までは舗装されてない道を5分ほど歩きます。途中 クマ出没の注意喚起する看板もありましたけど…
展望台につくと 入口の扉を開けて階段をのぼり 周囲を360度見渡せる高台に登れます。海側には百人浜と呼ばれる砂浜があります。
私が滞在したときは 駐車場から展望台を往復してる間 誰ともすれ違うことはなかったです。
それはそれで少し寂しい・・・
ここから北東に10kmほど進むと
望洋台と言われる所につきます。ここには黄金道路と呼ばれる石碑がおいてあり ここからの道30kmほどは岸壁が続く道で
その岸壁を掘削して作るのに 黄金を敷き詰めるほどの費用を要してできた道だからだそう呼ばれたそうです。
トンネルばかりの道を北東にすすみ広尾町(ひろお)の中心街に入る手前の所に
フンベの滝とよばれる道路脇に ちょっとした崖の上から水が幅広く流れる滝があります。
ちょうど立ち寄れる駐車スぺースもあり これを見に来られる方も結構いらっしゃいました。
ちなみにフンベとは「鯨のとれる浜」という意味で 昔はこのあたりに鯨が打ち付けられたことがあるそうです。
広尾町を抜け 北海道道1037号広尾大樹線に入ります。ここは全長13kmほどの直線一般道です。
この道路は周りに畑しかなく住宅地がないため車の走行が非常に少なく きれいな直線道路を見ることができます。
道道1037号線を突き当りまですすみ 次は幕別町にある丸山展望台へ
向かいます。ここからおおよそ20kmくらいの距離 展望台は標高約300m 十勝平野を一望できるところです。
山を登る道に来ると車1台分しか幅がないため気を付けて登ります。だいたい1kmちょっと走ると展望台につきます。
展望台からは農園地帯が広がる十勝平野が見えます。十勝平野は日本では関東平野・石狩平野について3番目に広い平野だそうです。
私が滞在している間もそうですし山道を往復してる間も誰も訪れる人は
いませんでしたので ゆっくり見れました。
丸山展望台から今度はまた海岸の方へ向かい次に湧洞沼(ゆうどうぬま)の直線道路先端 道路終点まで行きたいと思います。ただ単に地図を見た瞬間 ぜひ道路の端っこまで走りたい興味本位だけでそこへ向かいました。北海道道1051号湧洞線の起点です。通りには住宅地が一切ない道になり途中携帯電話は圏外になるところすらあります。
道路先端にくると 行き止まりの標識と駐車スペースがあります。
湧洞沼は周囲長 17.8km 一番深いところでも3.5mの 渡り鳥や水鳥が集まる沼地です。
一度駐車して先端の方まで歩いていこうかと思いましたがそこそこ距離があったのと砂地で歩きにくいため行くのは止めました。とりあえずはここへ これたことで満足です。
帰り道 は
たまたま沼地に2羽の鶴がいたのを写真に収めることができました。ちなみに ここでも誰とも会うことはなかったです。私一人…
ここから北東へ10kmほど進むと 十勝太遺跡展望台というところがあるのを地図で確認できたので そこへ向かいます。
到着はしたのですけど アイヌの遺跡があるらしいのですが十勝川沿いに田畑が広がってるだけの私では理解のできない地帯にしかみえませんでした。
よくわかないまま ここから北に浦幌町(うらほろまち)がありそこにバイク神社があるので給油も込みで立ち寄ります。
お参りの仕方としては 祈願名刺(名刺サイズ)に住所・名前・バイク名を書き奉納所に貼付け 鈴を振り交通安全を祈願します。初穂料(はつほりょう)は¥100です。お守りステッカー購入させていただきました。
全国各地ライダーの方がここへ訪れます。
ガソリンを給油し北東へ50kmほど進みます。ここあたりに来ると太平洋海岸沿いを走る道に出て風が強いせいか海の波しぶきに乗じて大気中に霧となって普段より
道路先の方が白っぽく見えます。途中 道の駅 しらぬか恋問(こいとい)で休憩します。あと一息で釧路市内です。
少しここでお腹が空いてきたので売店で ツブザンギなる 物をいただきました。ツブ貝の唐揚げ? 空腹時の油ものは少しお腹に来ますけど手頃な量で味はおいしかったです。
ちなみに ここに来た時17時前だったので気にはしてなかったのですがツブザンギの売ってる売店隣のアイスクリーム屋さんちょっとした有名なお店だったみたいです。17時過ぎに駐車場にもどってきたら アイスクリーム屋さんの前で
えっもう閉店って嘆いてるお客さんがいました。17時閉店だったので あらら…
休憩を終え もう10kmも走れば本日止まる釧路市内のホテルにつくのですが まだ暗くなる前だったので
釧路市湿原展望台へ行ってからホテルへ向かうことにしました。展望台についたころには展望台は閉店。でも近くにあった案内地図をみると
遊歩道は歩けるみたいなのでそちらの方へ行ってみます。そこから釧路湿原を見渡すことができるかもしれないからです。
歩道は湿原のせいか所々木で舗装された道です。夕暮れの時刻につき人も ほとんどすれ違うこともなく 今にもクマが出てきそうな雰囲気です(-_-;)
遊歩道1周はしなかったのですけど半分くらいまで行って引き返しました。片道20~30分ほど?
結論 私が歩いた道には湿原を高いところから一望できるところはなく ひたすら枯れた森の中をあるくだけで終わってしまいました。
あとから調べたら あと300mほど歩けば見晴らしのいい 展望台がありましたし そこまで行ったら引き返さず遊歩道1周できましたね。
日も暮れてきたのでそろそろ本日止まるホテルへ向かいます。釧路駅すぐちかくの ラスティングホテル というビジネスホテルです。
大浴場にも入れるし 朝夕食付プランがあったので本日はこちらで夕飯をいただきます。
釧路市内は炉端焼きが有名だとあとから知ったのですが そこは知らなかったのでホテルの夕食をいただき大変満足です。
夜は釧路市内をとくには散策せず、部屋でNHKを見てました。
そうしたらたまたまですけど明日向かう予定の羅臼町(らうす)に 熊の湯といわれる露天風呂について放送してたので見てしまいました。ドキュメンタリー番組で 世間に疲れた中年の男性が旅行先で立ち寄った熊の湯で お風呂に入浴した際 地元の方が親身になって話を聞いてくれたことに嬉しくて
そのおかげでやり直すことができ 毎年来るようになったというのと お風呂の管理をされてる地元の方々の姿や
初めて来た観光客への入浴の仕方など 行ってみたい気持ちになり ついつい見入ってしまいました。これを見なかったら 翌日その露天風呂には行くことはなかったですね。
そんなのがあり 3日目はお酒も入り就寝しました。